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親ばかでごめん!な育児日記


by takechanman3
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あぁ勘違い、、、メイドさん対処法

 おっとフィリピンらしいデザイン、いいねぇ~

さて最初のメイドさん(G)にやめていただく前、どんな生活を1ヶ月していたか、振り返ってみましょう。今本来の接し方を会得しただけに、最初の頃の私、笑っちゃう。Gも「ラッキー、アホなマム」と思っていただろう。(ちなみに、従業員の方は「女性にマム、男性にサー」をつけます。ユウもサーとつけてもらってます。)
 そのほうが彼女に「いますぐ辞めていただきたい」とユウ父が宣言したときに「私もやめたいと思ってた」と捨てゼリフをはかれたことが、いかーに理不尽かが、わかるので。
 
あぁ勘違い、、、メイドさん対処法_a0039982_127751.jpg 私はLAでもお掃除のメイドさんを週1回(高くてこれ以上無理)雇っていた。富士子さんがLAに来ていた時、「こういう方にちょっと、お菓子や簡単なお昼を出してあげなさい。」と言われて以来、昼ごはんを作ってあげていた。それで思わず、ここに来ても、メイドさんの食事はなんと!私が作っていたのです、、、しかも日本から、最初の船便で持ってきた、貴重なこしひかりを~がっつり食われてました。。。(メイドさんは本当によくコメを食べます。貧しいのと、体力がつくからでしょうけれど、でっかい皿でドーンとコメを食べます) ↑「世は満足じゃ」この写真はGの作ってくれた料理。シニガンスープという、こちらの郷土料理。料理は上手だったG。

 最初、食事をどうするわからなくて、食事どうする?って聞いたのが間違いだった。「マムにまかせます」なんていうから、「じゃ、私が作るのを一緒に食べましょう」なんて言ってしまったのさ。
 LAのくせで、メイドさん=掃除、皿洗いと思っていた。ま!まさか、メイドさんは、食事も食材も別で、私達の食事を作り、後片付けをした後、自分のご飯は作って食べる(Joyはそうしてるけど、他の家のメイドさんなどは、雇用主が食事してる間に自分達も食べてるそう。Joyは必ず、私達の食べた後、皿洗って、グーの散歩をしてから、自分の食事を作ってます。)なんて、日本からきたばかりの感覚では思いもつかなかった。。。今思えばさ、「マムにまかせます」じゃねーだろ!なんであんたのご飯作るのに早く起きなきゃなんないの!?
 
あぁ勘違い、、、メイドさん対処法_a0039982_1193172.jpg 食材も、本来は食費というのをあげて、週に1回の休みの日にメイドさんが自分で買い物に行って用意する。それも、、、最初は私の買い物に一緒に車に乗せて行って「好きなものを買いなさい」
ってやってたんだよねー。アホか、私は!ほら、彼女うれしそーーーに魚選んでます。

 次、エアコン問題。彼女と暮らした4月は日本の夏と同じ暑さです。そんな中、掃除するのは大変だろーなーと思って、「掃除するときは、暑いでしょうから、エアコンつけていいですよ」と言っていた。。。天使か、わしはっ!
エアコンは出かけるときに、メイドさんが汗流して働いてても、無情にもバチンッとスイッチを切って出かけるのです。でも来た当初は考えられなかった。。。

彼女達のお部屋にはエアコンはありません。扇風機を支給してあげます。G、ラッキーだよねー。エアコンつけて家事できたんだから。
 あぁ勘違い、、、メイドさん対処法_a0039982_124562.jpg
 次、洗濯問題。こちらでは、洗濯物は干して、アイロンをかけます。乾燥機など使いません。干して、全てのものにアイロンをかけます。パンツまで。本来外に干して、その殺菌のため、だといいます。ここのコンドは外干し禁止なので、これまたお気の毒にメイドさんのお部屋に干してます。→大量の洗濯物のアイロンがけが、一番時間のかかる仕事でしょう。ムワー&暑いのWパンチよねー。す、すみません。。。ブラウスのような、しわになってもいい服を心おきなく、着れるのは、今が最初で最後でしょう。←背中のタオルはこちらの方の定番です。汗とりタオル。小さい子供の背中にもいれてます。
 あぁ勘違い、、、メイドさん対処法_a0039982_125274.jpgGは、乾燥機使ってました。ほとんどアイロンしなくていい環境。ほとんどのメイドさんは一日中アイロンと格闘してるのに。。。ユウ父が使用するよう頼んだので、文句は言えないが、ここの乾燥機、2、3時間回しても、全然乾きません。全部乾かすには一日中まわしてなくてはなりません。電気代めっちゃ高いんです。この国!というか、このコンド。夏、月6万です。
 
メイドさんたちの普段の実家の生活ではエアコンやら、洗濯機なんてないんだそうです。シャワーも水だし、冷蔵庫もなし。だから、こっちの価値観では、気の毒、となるけれど、使わないのが普通なんだそう。逆にこんな屋根のある、温かいシャワーをいつでも使える所に住めて嬉しい、位だそうです。これに気づかなかった。いかに日本が全員同じレベルの生活をしてるか、を思い知ります。

 ざっとこんな感じですが、G,いい思いしてたよなぁー。というか、私アホだったよなー。
それでGの給料月7500p(2万ちょい)食費別。Gは最初9000pを要求してきたらしい。ちなみにJoyは4500p(1万2千ちょい)食事別でスタートしました。
 しかも私は超遠慮勝ちに全てをお願いしていた。。。のに!なにが不満なんだよっ!(涙) 日数もたち、悪戦苦闘のメイド生活を送っていて、友人ができ、メイドさんの悩みを相談し、自分の大勘違い加減に気づいたのです。みんなひっくりかえってました。「そんなのきいたことなーーーいっ」だって。そりゃそうだ。
こんなあなたに、この本、参考になります。ノーラコーリさんの「使用人との上手なつきあい方」。私は会社から借りたけど、機会があればぜひ目を通すことをお勧めします。これを先によんでいればぁ~あぁ勘違い、、、メイドさん対処法_a0039982_1263223.jpg

その後の修正が大変だった。ただでさえ、気持ちよく応対しないGに、エアコンはやっぱりダメ、乾燥機はダメ、食材は別にしてほしい、料理も作ってほしい。とのリクエストに、彼女のいやそーーーな顔。そうなんです、何を頼んでも、2つ目くらいからいやーな顔するのです。。(Joyは何を言っても「イエスマーム」と必ず返事。これはJoyに限らず、どのお宅でも基本中の基本)
で、どんどんこっちが萎縮していき、、、そんなこんなで1ヶ月後には、もう毎晩、ユウ父に「いやだ、いやだ、あの人はいやだ」と言ってましたね。

怖いだけでなく、なんか怪しい、、、と感じ始めてから、LAからの荷物が来ると、Gは、ヤル(盗む)と感じるようになった。荷物を待ちわびるGを感じ始めていた。。。

もちろんG自身も良いメイドさんではなかったけれど、私の無知が招いた悲劇もたくさんでした。あと私が参考になったのは、メイドさんとかわず契約書を友人に借りて読んでみると、どういう雇用関係なのか、よくわかります。電気製品の禁止などもかいてありました。

はぁー長くなったので、LA荷物到着事件はまた・・・・
by takechanman3 | 2007-04-26 23:59 | フィリピンあれこれ